ご利用ありがとうございます。
90系ノアでご来店頂きパーフェクトダンパー車高調取り付けのご依頼です。
アクシススタイリング パーフェクトダンパー
ご来店ありがとうございます。
90系ノア ハイブリッドでご来店頂きました。
現在はノーマルサスペンションの状態となっております。
持ち込みされたアクシススタイリングのパーフェクトダンパーです。
減衰がかなりソフトなセッティングで乗り心地が良いと評判のサスペンションです。
車高は推奨値30mmですが車高は低めがご希望。
現在の地上高が14cmほどのお車だそうです。
フロントは35~40mmほどローダウンがご希望です。
では、早速取り付け
サスペンション 車高調取り付け
パーフェクトダンパーは毎回説明がすごく多く取り付け注意点が多々あります。
まずは説明書を見て取り付けの確認。
とここで今までの車種では無かった記載がありました。
フロントブラケット部分とナックル部分が干渉する場合はナックルを削って取り付けしてほしいとの記載が。
通常ありえない説明と思います。
多分専用設計では無く他車種とブラケットを共用してるから起きる事でしょう。
他メーカーでは絶対ありえない加工です。
純正ナックルを削りたくはありません。
クリアランクを確認しながら取り付けさせて頂きました。
目視では大丈夫そうですが後のアライメント終了時にどうかですね。
推奨値から10mmほどローダウン位置でセットして取り付けしましたが全然予想とは違いました。
1G締め直しは想定されてない感じですね。
何度か調整してお客様の希望の車高にセットしました。
車高の高さ
フロント35~40mmほどのローダウン。
指2本ちょっと位です。
リアはフロントのタイヤとフェンダーの隙間を同じような感じが良いとの事で45mmちょっとダウン。
これで指2本ちょっと位で前後同じようなクリアランスになりました。
1G締め直し
車高が決まった後は前後キッチリ1G締め直しで作業しております。
リアショックのストロークも指定があります。
70mm確保との指定がありますのでショックの長さを調整。
でも70mmもストロークは必要なのでしょうか。
70mmも沈み込んでしまうと他場所の干渉が出ちゃうかも知れませんがメーカー指定の寸法なのでキッチリと。
出来るだけショックの底付き感を無くしたい感じなのでしょう。
四輪アライメント調整
最後にアライメント調整です。
この状態でフロントキャンバーがポジっているとかなりナックルの部分で寝かせての調整となり隙間が不安でした。
ですが今回は最初の地点で案外いい角度。
左右差のみ微調整して修正です。
この状態でもナックル部分を確認しましたが目視では大丈夫そうで良かったです。
ローダウンにより開いているトー角もキッチリローダウン仕様にセット。
これで数値もキレイになり不安要素も解消されました。
干渉したらナックルを削らないといけないのは仕様としてちょっと思います。
パーフェクトダンパーは毎回色々仕様変更してるメーカー様と思います。
今後 ブラケット部分を専用設計で問題無いようにお願いします。
今回はご来店ありがとうございました。
また、宜しくお願い致します。